
こんにちは!CryptoGamesというブロックチェーンゲーム企業でエンジニアをしているかるでねです!
スマートコントラクトを書いたり、フロントエンド・バックエンド・インフラと幅広く触れています。
CryptoGamesは、「クリプトスペルズ」をはじめとするブロックチェーンゲームの開発・運営や、ブロックチェーン関連の開発を行っている会社です。
現在エンジニアを中心に積極採用中ですので、少しでも興味を持った方はぜひお話しだけでもできたら嬉しいです!
以下のWantedlyのサイトで会社について詳しく知ることができます!
https://www.wantedly.com/companies/cryptogames
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今回は「詐欺NFTプロジェクトを見分けるポイント」について海外記事を参考にして紹介していきます!
記事はこちら。
最近NFTが有名になってきています。
有名になってきている分詐欺も増えてきています。
よくあることとしては「TwitterやDiscordのDMから海外の人からリンクが送られてきて、そのリンクを踏んだ後にウォレットの中身を抜き取られた。」や「詐欺サイトでシードフレーズを入力してウォレットの中身を抜き取られた」などを聞きますね。
しかし詐欺はこれだけではありません。
「一見有望なプロジェクトに見せかけてNFTが売れたら、運営がサイトを削除して仮想通貨を持って逃げる」なんてことを起きます。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/0f1c1c9fa4392e6ee2011d7a4d2f320ae64a3bae
ではこのような詐欺プロジェクトをどのようにして回避するのか?
「こんな特徴があったら詐欺プロジェクトかも!」という海外の記事があるので、その記事をもとに特徴を解説していきます!
詐欺プロジェクトに気をつけながらNFTライフを楽しんでいきましょう!
概要

今回はこちらの記事を日本語訳しながら解説していきます。
詐欺プロジェクトと疑われる特徴は8つあるので、まずはその8つの特徴から確認してきましょう。
ポイント
- 匿名チーム
- 偽アカと偽フォロワー
- 根拠のない価格
- アートとして乏しい
- Webサイトのコピー
- 革新性に欠ける
- 毒性
- 独創性がない
それでは1つ1つみていきましょう。
匿名チーム

運営チームメンバーがどんな人かがわかっている必要があります。
例えばみなさんが何か買う際、「大企業や誰もが知っている企業の商品」と、「聞いたこともない海外の商品」とだったらどちらを買うでしょうか?
おそらく多くの人は前者を選ぶはずです。
多くの人が「どこにあるかもよくわからない、誰が運営しているかもよくわからない」ところの商品は怖いと感じるはずです。
それはNFTプロジェクトでも同じです。
信頼できる誰かが運営メンバーに入っていたり、有名な企業が提携しているなどの信頼性があれば安心して購入することができるはずです。
少なくとも運営メンバーの半分はSNSなどで見つけることができるはずだ。
記事では上記のようにも述べられています。
TwitterやFacebookなどで運営メンバーが存在している確認してみましょう。
日頃からそのプロジェクトについて発信していたり、有名な人や自分がフォローしている人にフォローされているなどで、その人についても怪しい人か見分けることができます。
プロジェクトの公式Webサイトに運営メンバーの顔写真があるからといって信用してはいけない。
また、記事では上記のようにも述べられています。
昨今機械学習の精度がどんどん上がっています。
それに応じてこの世に存在しない人の顔写真を高精度で自動生成することができてしまいます。
その写真を使用している可能性もあるので注意しましょう。
「そんなにそっくりに自動生成できるの?」と疑う方は下の記事などをみてください。
https://ledge.ai/generated-photos/
実在する人の写真と並べられたらおそらく見分けがつかないと思います。
偽アカと偽フォロワー

Twitterをやっている人は知っていると思いますが、実はTwitterアカウントやフォロワーは買うことができます。
アカウント作成時期が古いと、もしかしたらNFT用にアカウント再利用している可能性があります。(他の人のアカウントを購入している可能性も)
また、短期間で有名人がフォローしたり宣伝しているわけでもないのにフォロワーがめちゃくちゃ増えているアカウントはフォロワーを買っている可能性があります。
このような行為はある意味「応援している人を騙している」と言えます。
実力以上の名声はいつかボロが出たり、元から騙すつもりの可能性があるので疑うようにしましょう。
見分け方としては、「アカウントの作成時期が古い」、「フォロワーが短期間で急増している」、「フォロワーのアカウント名がよくわからないものばかり」、「自分がフォローしている人や有名人がフォローしていない」などがあります。
ただ、これに当てはまるからといって必ずしも詐欺プロジェクトを運営しているアカウントとは言い切れないです。
それでも注意するに越したことはないので、行動できないほど恐れない程度に注意深く見るようにしましょう。
他にもこの記事によると、Discordアカウントを個人で大量に作成できる点にも注意喚起しています。
大量作成したアカウントでWLに関するDMなどを行ったり、Discordに参加しているユーザー数の水増しなどを行えるようになります。
偽アカウントや偽フォロワーには十分注意しましょう。
根拠のない価格

NFTの適切な価格というものは分かりづらいものです。
現在は特にNFTの価値が定まっていないので、もしかしたら本来の価格以上の価値で販売しているかもしれません。
(本来の価値というものも分かりづらいですが...)
とにかくプロジェクトを見て、自分の中でその価格に違和感を持った場合は積極的にプロジェクトを追うことは避けることを推奨します。
また、これ以外のいくつかの項目にチェックが入っている場合は、より注意深く見る必要があります。
アートとして乏しい

個人でNFTをやっている人の作品は除いて、プロジェクトとしてNFTを販売している場合はクオリティにも目を向けるべきです。
例えば、特定のプロジェクトのNFTを作成しているアーティストが有名だったり、アーティストのポートフォリオを見ることができる場合は信頼につながります。
しかし、誰かもわからない人が作成した作品であると言われ、魅力を感じない場合は避けるべきです。
最近は「ジェネレーティブ」作品も多いので一概にダメとは言えないですが...。
その作品に惹かれる点はあるか?心に響くか?などを考えてみるのも良いですね。
あとは作品にある程度の一貫性があるかをみることも重要です。
個人でNFTを作成している場合は一貫性がなくとも認められますが、プロジェクトでNFTを作成している場合は何かしらの一貫性があった方が安心できます。
「CryptoPunks」しかり、「BAYC」しかり、作品に一貫性がありますよね。
この点も気をつけてみるようにしましょう。
Webサイトのコピー

GitHubなどからコードをコピーして、簡単にWebサイトを作成できてしまいます。
そこからカスタマイズすれば、新しくWebサイトを作成したように見えます。
エンジニアであればコードを直接見て気づくこともできるかもしれないですが、わざわざ確認する人は少ないと思います。
見分ける方法としては、他のプロジェクトのサイトを見てストックしておくことです。
このようにすることで、似ているサイトを見つけることができる可能性が上がります。
革新性に欠ける

あなたが見ているプロジェクトにはロードマップがあるでしょうか?
ロードマップがないプロジェクトはあやしいです。
「作品が売れた後にどんなことがあるのか?」、「今後の発展は?」、「所有していることでどんなインセンティブを得られるのか?」
このようなことが何もなく、ただNFTだけ販売している場合、NFTが売れた後に運営が逃げる可能性も考えられます。
また、過度な期待を抱かせるようなプロジェクトにも気をつけるべきです。
過度な期待を抱かせて有望なプロジェクトに見せかけている可能性もあります。
ただ、本当に有望なプロジェクトである可能性もあるので、他の項目と合わせて判断するのが良いですね。
毒性

プロジェクトに関する根拠のある批判が起きていて、それの批判をプロジェクト側で極端にコントロールしようとしている場合、もしかしたら裏で何かが起こっているかもしれません。
根拠のない批判であれば無視するなり、嘘であると主張していても納得できます。
ただ根拠のある批判がある時に、その批判について向き合っていないプロジェクトは誠実でないと感じるはずです。
一歩引いて中立的にな視点に立つべきです。
独創性がない

他の人のアート作品をコピーして、少し手を加えるだけで全く異なる作品に見ることがあります。
「100人から盗めばオリジナルである。」と言われるように、数種類の作品を合わせて全く新しい作品に見せることも可能です。
機械学習で数人のアーティストの作品を学習させて、自動で生成させればオリジナルの作品に見せることも全然可能です。
ただ、コピーしてもコピー元のアーティストを知らなければ、その作品がコピー作品であるか見分けることは難しいです。
「どこかで見かけたことがある」や「どこか変だな」と感じた際はそのプロジェクトを避けるのも1つの手です。
まとめ

ここまで8つの詐欺プロジェクトの特徴を紹介してきました。
解説が至らない部分もあると思うので、ぜひ元の記事も読んで補足してください。
詐欺プロジェクトはこれからもどんどん増えていくと思うので、しっかり注意して参加するようにしましょう。
こちらの記事なども参考にしてみてください。
参考
最後に

今回は「詐欺NFTプロジェクトを見分けるポイント」について海外の記事を参考に解説してきました。
NFTや仮想通貨に関する詐欺は日々巧妙になっていっているので、しっかり注意を払いながら楽しんでいきましょう!
普段はPythonやブロックチェーンメインに情報発信をしています。
Twiiterでは図解でわかりやすく解説する投稿をしているのでぜひフォローしてくれると嬉しいです!
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