この記事では「DjnagoでTodoリストを作成する」の第1回として、ロケットを飛ばすところまでやっていきたいと思います。
対象読者としては、
- 基礎を学んだけど何を作って良いかわからない。
- 作りたいものがあるけど、手が動かない。
- Django開発の大まかな流れを知りたい。
です。
早速やっていきましょう。
GitHubはこちらです。
https://github.com/cardene777/todo
GitHubの使い方がわからない方はこちらの記事を参考にしてください。
https://www.cardenema.com/?p=687
仮想環境の構築
まずは仮想環境を構築してみましょう。
仮想環境は簡単に言えば、自分のPCの上にもう1個PCがあるイメージです。
この説明でも理解するのは難しいと思うので、こちらの記事などを参考にしてください。
今回は初心者も使いやすい「Anaconda」を使っていきましょう。
Anacondaのインストール
インストール方法はこちらの記事を参考にしてください。
インストールが完了したら、Anacondaを開きましょう。
仮想環境の作成
左のサイドバーから「Environments」に移動してください。
こちらで仮想環境を作成したち、削除したり、編集したりできます。
移動したら、左下の「Create」を押して、仮想環境の「name」に「django」と入力して「Create」を押してください。
これで仮想環境は作成できました。
では仮想環境に入ってみましょう。
ターミナルを開いてください。
conda activate django
これで左端の自分のmacの名前の前に「(django)」と出れば無事に仮想環境に入ることができています。
Djangoプロジェクトの作成
では早速Djangoのプロジェクトを作成していきましょう。
# デスクトップまで移動します。
cd Desktop
# todoディレクトリを作成して移動します。
mkdir todo
cd todo
conda install -c anaconda django
# djangoプロジェクトを作成します。
django-admin startproject config .
# 確認
ls
これで「config」というディレクトリが作成できたら完璧です。
一応全体の構成もみておきましょう。
├── config
│ ├── __init__.py
│ ├── asgi.py
│ ├── settings.py
│ ├── urls.py
│ └── wsgi.py
├── db.sqlite3
└── manage.py
自分のディレクトリの構成と一致しているか確かめてみてください。
ロケットを飛ばす
ではロケットを飛ばしてみましょう。
python manage.py makemigrations
python manage.py migrate
python manage.py runserver
「makemigrations」や「migrate」が何をしているかは以下の記事などを参考にしてください。
https://qiita.com/frosty/items/8c715a53d7920c9cd1eb
これをターミナルで入力して、こちらをクリックしてください。

こちらの画面が表示されていれば順調にできています。
表示されていない場合は、もう一度手順を見直してみるか、こちらにコメントするか、TwitterでDMを送ってください!
settings.pyを修正・追記
ついでに「settings.py」を修正・追記していきましょう。
「settings.py」を開いでください。
# 14行目挿入
import os
# TEMPLATESの部分の変更
# HTMLファイルが入っている、templatesディレクトリの場所をDjango側に教えてあげます。
TEMPLATES = [
{
'BACKEND': 'django.template.backends.django.DjangoTemplates',
'DIRS': [os.path.join(BASE_DIR, "templates")],
'APP_DIRS': True,
'OPTIONS': {
'context_processors': [
'django.template.context_processors.debug',
'django.template.context_processors.request',
'django.contrib.auth.context_processors.auth',
'django.contrib.messages.context_processors.messages',
],
},
},
]
# 言語とタイムゾーンを変更
# アメリカから日本に変更します。
LANGUAGE_CODE = 'ja'
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
# 一番最後に追加してください
# CSSファイルや画像ファイルが入っている、staticディレクトリの場所をDjango側に教えてあげます。
STATICFILES_DIRS = [
os.path.join(BASE_DIR, 'static')
]
これで初期設定は完璧です。
最後に
今回は「DjnagoでTodoリストを作成する」の第1回として、ロケットを飛ばすところまでの手順を解説してきました。
続き...
質問などがあればコメントするか、TwitterのDMまで送ってください!
それでは!
プログラミング学ぶなら。